自分がグルテンアレルギーやセリアック病にかかっているかいないかを判断する方法とは?
2週間でわかる自己診断方法。
テレビの情報番組「グッドモーニング」で紹介。
自分でできる判断方法
もし、あなたがグルテンを食べても、大丈夫かなと心配なら、自宅でできる方法があります。
その方法とは、最初の1週間、小麦が含まれた食べ物をまったく食べない。
次の1週間、今度は普通に小麦を使用した食べ物を食べる。
それで、なんだか身体が重いとかだるいなど、明らかに身体の調子があまり良くないと感じられるようなら、グルテンアレルギーやセリアック病になっているかもしれませんよということです。
その場合は、一度病院でいってお医者さんに診断してもらいましょう。
興味があったら、一度試してみてください。
グルテンフリーとは?
グルテンフリーとは食事療法のことです。
セリアック病やグルテンアレルギーの治療に用いられます。
グルテンフリーダイエットとか、さまざまな本も出版され、テニスのジョコビッチ選手も本を執筆。
グルテンフリーの食事に替えてから今の成績をあげることができるようになったと書いています。
ジョコビッチがグルテンフリーの食事に替えたら、体の調子が良くなりテニスの成績が上がったのも、もともと持っていたグルテンアレルギーの症状がグルテンフリーによって改善されたからです。
これらの疾患に罹っている人は、グルテンを含む食品を食べると体調が悪くなる症状があらわれます。
アメリカなどでは、100人に1人がそういう疾患にかかっていると言われています。
グルテンフリーは、その治療の為の食事療法です。
だから、グルテンアレルギーやセリアック病にかかっていない人はグルテンフリーではなく、普通にグルテンを食べてもなにも問題はありません。
グルテンアレルギーとは?
グルテンに含まれるグリアジンという成分に、身体の免疫機能が過剰に反応しておこる症状のことです。
主な症状
□便秘や下痢、腹痛
□疲労感やうつ症状
□めまいや偏頭痛
□肌に発疹ができたり、関節痛
グルテンは善か悪か?
グルテンは小麦に含まれる成分で、身体の細胞を作るのに必要なアミノ酸が含まれてます。
グルテンが加水分解するとペプチドができます。
このグルテンペプチドには、下記のような働きがあります。
□血圧を下げる。
□胃液がですぎるのを調整する。
□食欲がわいてくる。
□痛みをおさえる。
□呼吸をととのえる。
□体温を下げる。
このように、人のから調子を整える働きがあります。
グルテンアレルギーやセリアック病に罹っていない限りは、グルテンに神経質になる必要はありません。
むしろ、取り入れた方が身体にはいいものです。