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貧血の症状が改善しないのはがんなどの病気にかかっている可能性がある

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実は日本人男性の10人に1人は貧血だといいます。
貧血は女性がかかる病気だと思っていませんでしたか?
女性と同じように男性もかかる病気なんです。
貧血を甘くみたら大変なことになります。
貧血の状態によっては、命に関わる病気にかかっている場合があるんです。
そんな貧血のなかでも気付きにくいのが、かくれ貧血という症状。
血液検査でヘモグロビンの数値は正常なのに貧血になっている。
これは胃や大腸などの内臓が、ガンになっていることが原因の場合があるんです。
かくれ貧血には要注意。
「健康カプセル ゲンキの時間!」でかくれ貧血の原因とその対策について順天堂大学医学部医学教育研究室特任教授の奈良先生とNTT東日本関東病院血液内科部長臼杵先生が説明しています。

かくれ貧血とはなに?

そもそも貧血とは、血液中の赤血球やヘモグロビンの量が少ない状態のことです。
ヘモグロビンが少なくなるのは鉄分の不足が原因です。
貧血の多くは鉄分不足が原因の鉄欠乏性貧血といわれるものです。
ほとんどは食事内容を見直せば改善しますが、鉄分を充分にとっているのに貧血になることがあります。
いつまでも症状が良くならない。
血液検査でもヘモグロビンの数値は正常値なのに、貧血の症状に悩まされる。
そのような状態をかくれ貧血といいます。

かくれ貧血になるのはなぜ?

鉄分は肝臓のフェリチンという場所にたくわえられます。
たくわえられた鉄分を貯蔵鉄といいます。
ヘモグロビンを作るときにはフェリチンから必要なだけの鉄分が使われます。
使った分だけの鉄分がきちんと補給されていれば貯蔵されている鉄分の量は減りません。
しかし、鉄分の補充が不足するとフェリチンの量が減り、最後には空っぽになってしまいます。
フェリチンの鉄分が減少することがかくれ貧血の原因です。
ほとんど自覚症状がないのでじわじわ貧血になっていくことになります。
これは、例えれば銀行の預金のようなものです。
通帳から引き出した金額分を常に補填していれば通帳の残高はつねに同じですが、入金よりも出金の金額のほうが多くなれば、そのうちに残高がゼロになり一文無しになってしまう。
このように気付かない内にフェリチンの鉄分が目減りしていく状態をかくれ貧血といいます。

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鉄分が減っていく原因はなに?

摂っている鉄分量以上に鉄分を消費しているからです。
貧血の多くは体からたくさんの血がなくなることでおこる病気です。
女性は月経があるので、貧血になる割合が多くなります。
では、月経がない男性がかくれ貧血になるのはなぜでしょう?
内臓からの出血です。
内臓のどれかが出血を引き起こす病気になっているおそれがあるということです。
血液検査をしてもヘモグロビンは正常値なのに貧血の症状がでるのは別の深刻な病気にかかっている場合があるんです。

どんな病気にかかっているのか?

一番多いのが胃がんと大腸がんです。
しかも、怖いことに多くは悪性腫瘍が原因の出血です。
粘膜から絶えず出血している状態。
血が混じった便がでているんですが、がんの進行が初期の場合なかなか気付くことはありません。
トイレのたびに自分のうんちの状態をじっくり確認している人なら別でしょうが、多くの人はろくに見もしないですぐに流してしまうのではないでしょうか。
これらの病気が貧血の検査で見つかることがあるんです。
また、がん以外ではピロリ菌が原因の胃炎も考えられます。
女性の場合、子宮筋腫があります。
子宮筋腫によって月経時に血量が増え、また月経時意外にも出血しているのでかくれ貧血になってしまいます。

かくれ貧血はどうやってわかる?

ヘモグロビンの検査と一緒にフェリチンの数値を調べてもらいましょう。
フェリチンの正常域は男女とも25ng/ml~250 ng/mlです。
血液検査でヘモグロビンを数値を調べてもらうときに一緒にフェリチンの検査をするようにしてください。
ヘモグロビンの数値は正常なのに、フェリチンの値が少ない場合、女性は主に子宮筋腫が考えられます。
男性の場合は内臓からの出血です。
念のため、内臓の検査もしてもらいましょう。

貧血かどうかを自分で判断できるチェックポイントは?

疲れやすい
眠っても疲れがとれない
階段や坂道などですぐ息が切れる
動悸がする
顔色が悪い
足がむくみやすい
爪が反り返る(スプーン爪)
氷などの硬いものや普段食べないものを食べたくなる(土や砂など)
口内炎になりやすい

これらの症状が慢性的に続くようなら、普段の食事内容を見直しあきらかに偏った食事をしているようなら鉄分を多く含んだ食材を意識して摂り、体調の変化をみてみましょう。

鉄分の取り方と組み合わせで注意したい2つのポイントとは?

普段の食事のバランスはとれているのに、このような症状が続いているなら、一度病院にいって検査してもらうことです。

早めの診察が大切!

たかが貧血と軽くみないでください。
貧血が原因らしき症状が長く続くようなら別の病気のことも考えてください。
胃や大腸だけではなく、内臓のどれかがガンになっている可能性があります。
ピロリ菌が原因の胃炎の場合もあるし、腎臓病や甲状腺の病気などから起こることもあります。

貧血かなと思ったら、病院できちんと診察してもらいましょう。

病院に行くのは気が重い

診察してもらいましょうといっても、実際検査に行くとなったら怖いんですよね。
貧血の検査にいったら、別の検査も必要ですといわれ診断結果が大腸ガンだった。
そんなことは想像すらしたくない。
人間だれしも、今が平穏無事ならこのまま静かに暮していきたいと考えてしまいます。
ひょっとしてひどい病気になっているかもしれないけど、なっていないことにしたい。
きっと大丈夫。
そうやって、先延ばしにしているうちに症状が悪化、いよいよとなり重い腰をあげて病院にいくとなぜもっと早くこなかったんですかと医師の言葉。
あと1年早かったらという先生の声に頭の中が真っ白になってしまうことになります。

まとめ

最近、歌舞伎役者の中村獅童さんが健康診断で肺がんがみつかり、すぐに手術することができて経過は良好というニュースがありました。
早期発見だったから、大事にいたらなかったということです。
貧血も同じです。
鉄分を補給すればいいやと軽く考えないようにしましょう。
食事内容を見直しても貧血の症状がよくならないようなら、先生に診断してもらうことが大切です。
最悪の結果を知ることになるかもと考えると病院にいくのは怖いかもしれませんが、それが最善の方法ですから。

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