きゅうりメロンが欧米で人気
見た目はスイカで中身はきゅうり
きゅうりメロンって知ってますか?
英語でCucamelon。
きゅうりのcucamberとメロンのmelonを足した駄洒落みたいな名前です。
おそらく、外観がメロンで果肉がきゅうりに似ているからこの名前がついたんでしょうね。
別名、マウスメロン(Mouse Melon)ともいいます。
マウスメロンときいてもさほど違和感はありませんが、これをネズミメロンといわれたらちょっとなあという感じ。
その名前だと食べるのに少し抵抗がある。
これが今、欧米で人気上昇中だとか。
どこで生まれたの?
このきゅうりメロン、昔から中南米で細々と栽培されていたものを、アメリカの農家が改良し商品化したものです。
真意のほどは定かではありませんが数千年まえから自生していたと野菜ということです。
ちなみに、遺伝子組み換えは一切されていないということ。
大きさは粒の大きいブドウかマスカットぐらい。
やっぱりメロンというのは見た目だけで、もとはきゅうりなんですね。
そのお味は?
きゅうりとライムの味がするといいます。
すこし青臭さのなかに苦味か渋味があるんでしょうか。
きゅうりにレモンをかけて食べたらいくらか近い味になるんですかね。
それに、少々の塩とオリーブオイルなんかかけたらまあまあいけるんじゃないでしょうか。
まんま、自家製ドレッシングをかけているのと同じですけどね。
個人的には醤油マヨネーズでいただきたい。
どんな風に食べる?
アメリカではサラダの食材として人気がでているようです。
トマトやレタスに並ぶ人気がじわじわ上昇中。
赤や黄色のプチトマトが加われば、サラダボールの中が華やかになりそうですね。
ピクルスにしてもおいしくいただけるようです。
ほどよく酸っぱくなったきゅうりメロンを皮のままポリポリかじりながら、ワインかなんかを1杯やれば気分は上々となるのでは……。
浅漬けの素につけてみるのもいいかもしれまんせん。
ぬか漬けも試してみたい。
しかし、残念ながら商品そのものはまだ市場にはでていないんですよ。
だから、今すぐ食べたいと思っても、それは無理。
どこで手に入る?
現在、マルシェ青空という会社が種を販売しています。
だから、きゅうりメロンを食べたいと思ったら、種を買って栽培からということになりますね。
植木鉢で栽培ができるのでベランダでもOK。
種まきの時期は春先から8月ぐらいまで。
今が絶好の種まきの時期に当たりますね。
種を蒔いたら、80日後にきゅうりメロンが収穫できますよ。
しかし、いかんせん素人が育てるので、味にばらつきがでると思います。
糖度も高くおいしく育つきゅうりメロンもあれば、糖度不足で渋味のあるきゅうりメロンになる事もあります。
まとめ
スーパーの店頭に並ぶのはいつぐらいになるんでしょうね。
野菜売り場で見かけたら、買ってみよう。
ところで、あなたには小学校に通うお子さんがいますか。
いるならば、夏休みの自由研究のテーマにするというのはどうでしょう。
きゅうりメロンが種からサラダになるまで、なんてタイトルつけて観察したら面白そうですね。
いままで日本で食べられていなかった食べ物を自分で育てて、食べるなんて研究にもってこいじゃないですか。
今から始めれば、夏休みが終わるころに食べられますよ。