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妊娠がわかってからではすでに手遅れ!? お腹の赤ちゃんに大切な栄養とは? | トレンドウォーク

ヘルスケア

妊娠がわかってからではすでに手遅れ!? お腹の赤ちゃんに大切な栄養とは?

更新日:

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子作りを計画している女性や婚活中の

ご夫婦に重要なお話です。

もし、あなたが子作りを計画している途中で、

食事制限などのダイエットを

実践しているならば、

手遅れにならないうちに

実行していただきたいことをお話します。

 

お腹の赤ちゃんの成長に欠かせない栄養とは?

それは葉酸です。

葉酸はほうれん草やブロッコリーなどの

緑黄色野菜などに含まれる

ビタミンB群の1つです。

 

1940年代にほうれん草から発見され、

レバーなどにも多く含まれています。

 

葉酸はお腹の中の赤ちゃんが

五体満足で生まれるためにとても重要な栄養素!

 

この葉酸が不足していると、

産まれてくる大切な赤ちゃんに

重大な障害が及ぶことは医学界では常識になっています。

 

医師の見解

葉酸普及研究会代表の

熱田リハビリテーション病院副院長の近藤医師は

「葉酸を適切に摂れば、毎年数百人の子供が

障害を持たずに生まれることができる」

と言っています。

 

また日本産婦人医の調査では、

日本では子30年間、

障害をもって生まれてくる子供の数は

1万人あたり年間5〜7人ということです。

 

しかし、超音波検査などで、

胎内の赤ちゃんに障害や病気を持っていることがわかり中絶するケースもあるので、

実際の患者数はもっと多いとみられています。

お腹の赤ちゃんが最も葉酸を必要とする時期は?

妊娠初期です。

妊娠初期に赤ちゃんの脳は形成されます。

受精すると細胞は

ものすごい勢いで細胞分裂を始めます。

この時期に必要な栄養が葉酸なんです。

 

ところが妊娠に気付くのは

妊娠してから4週間前後。

つまり受精して細胞分裂が始まってから、

すでに1ヶ月がすぎた頃にしか

妊娠したことがわからないということになります。

 

妊娠する前から必要十分な栄養を

食事で摂っていれば

なにも心配する必要はありません。

 

しかし、受精から妊娠したとわかるまでの

4週間の間に

あなたが食事制限のダイエットや

不規則な食事をしていたら

お腹の赤ちゃんは正常な成長をするのに

必要な栄養が不足するとということになってしまうんです。

 

海外では食品への添加を義務化

アメリカでは必要量を無理なく摂取してもらおうと、98年に穀物などへの葉酸の添加を義務化されています。

 

食糧栄養強化イニシアチブ(FFI)によると、

2016年までに世界86ヶ国で

食品への葉酸添加政策が実施されました。

それによって、

患者数が30~50%減少しているということです。

 

なぜ、アメリカでは義務化に?

なぜ食品への義務化に踏み切ったのかというと、

アメリカでは妊活を始めたら

葉酸を摂ることが常識だからです。

 

アメリカでは、

妊娠を計画したら葉酸を飲みましょうと

お医者さんがすすめるんです。

つまり、国の政策として取り組むほど、

葉酸は妊娠前、妊娠中の女性にとって

とても大切な栄養だと認識されているということです。

 

日本でも遅ればせながらですが、

葉酸がはいったパンなどが販売されています。

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葉酸の一日の必要量は?

厚生労働省が勧める

18歳以上の葉酸摂取量は1日240マイクログラムです。(食事摂取基準2015年)

 

妊婦さんの場合は2倍の480マイクログラム。

しかし妊婦さんを対象に葉酸摂取量を調べたら、1日300マイクログラムにとどまっています。

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葉酸が不足するとお腹の赤ちゃんにどのような影響が?

お腹の赤ちゃんの細胞増殖や臓器形成に

葉酸は深く関わっています。

 

特に、妊娠初期に葉酸が不足すると

胎児に神経細胞が正常に発達しないことが分かっています。

 

妊娠する前から必要量の葉酸をしっかり摂っていないと、お腹の赤ちゃんの脳の形成時期に

正常な細胞分裂をするために必要な葉酸が不足するということです。

 

必要量の葉酸が脳の形成時期に不足すると、

大脳がない状態で産まれる無脳症や、

脊髄が皮膚の外に飛び出す二分脊髄などの

神経間閉鎖障害をもった赤ちゃんが

生まれるリスクが高くなるということです。

 

無脳症で産まれた赤ちゃんは、

生後数日から数週間で

亡くなってしまいます。

 

また二分脊髄とは、

本来背骨(脊椎)の中に収まるべき神経(脊髄)が背骨の外にでた状態になるため、

運動や知覚が麻痺したり、

内臓の働きにも大きく影響します。

 

妊婦さんの負担

お腹の赤ちゃんだけではなく、

貧血、胎盤早期剥離、流産などが

起こりやすくなるとされ、

妊婦であるあなたの身体の負担も

相当なものになります。

 

ダイエットの弊害

現在、痩せたいからとか太りたくないからといって

過剰なダイエットをしている女性や、

仕事と家事の両立で忙しく、

どうしても栄養がかたよった食生活になってしまいがちな女性が急増しています。

 

そういう女性が結婚、妊娠というときに、

重大なリスクを抱えることになる危険があります。

あなたがダイエットなどを行っている場合には、

毎日の食事内容をチェックして、

自分には葉酸が足りているのかを一度確認することが必要です。

妊娠前及び妊娠中に女性に必要な葉酸の摂取量は?

厚生労働省が推奨している18歳以上の人の

1日の摂取量は240マイクログラムです(食事摂取基準2015年)。

妊婦さんの場合はその2倍の480マイクログラムとしています。

 

葉酸の量が多い食品は?(100マイクログラム以上)

 

食品(100g当たり)  葉酸(マイクログラム)
ほうれん草(ゆで)   110マイクログラム
ブロッコリー(ゆで)  120マイクログラム
アスパラガス(ゆで)  180マイクログラム
桜エビ         230マイクログラム
生ウニ         360マイクログラム
卵黄          140マイクログラム
子牛の肝臓(生)   1000マイクログラム
にわとりの肝臓(生)  1300マイクログラム

 

他にも、多くの食品に葉酸は含まれています。

 

1つの野菜で摂ろうとすれば食べる量はどれくらい?

妊婦さんの1日の摂取量は480マイクログラムですから、この量をブロッコリーで摂ろうとすれば

どれくらいの量になるでしょう。

ブロッコリーは一株で300〜400グラムぐらい。

茹でたブロッコリー100グラムあたり

120マイクログラムの葉酸が含まれていますから、400㌘の量を食べないと

480マイクログラムの葉酸を摂ることはできません。

つまり、ブロッコリーだけで

一日に葉酸480マイクログラムを摂ろうとするなら、

スーパーの棚に並んでいるブロッコリー1株を毎日1個食べないと必要量の葉酸はとれないということになります。

 

ほうれん草なら1株7本付きでおよそ45グラムぐらいなので、ほうれん草だけで必要量の480マイクログラムを摂ろうとすれば、

1株7本付きを10株ぐらいは

食べなければいけないということになります。

 

もちろん、葉酸は様々な食材に含まれていますから、それらを組み合わせれば毎日の食事のなかで、必要十分な量を摂ることは可能です。

 

妊婦さんの平均葉酸摂取量は?

妊婦さんを対象に葉酸摂取量を調べた結果、

残念なことに1日300マイクログラムぐらいしか摂れていません。

どうしても不足しがちになっているのが現状です。

もしダイエットをしていたり、偏った食事をしている場合、その量はもっと少ないとみていいでしょう。

つまり、まったく不足しているということです。

 

葉酸は植物から摂るべきか、動物から摂るべきか?

葉酸は卵やレバーなどからだと

大量に摂ることができます。

卵黄なら1個20グラムに140マイクログラムの葉酸が含まれているので、

3個食べれば420マイクログラムの葉酸を摂ることができます。

目玉焼きや卵焼き、ゆで卵などで

毎日3個食べれば必要な量を摂ることができる計算です。

レバーなら、100グラムを食べれば、

1000マイクログラムもの葉酸の摂ることができるので、

50㌘食べれば、必要量480マイクログラムと摂ることができます。

 

そうであれば、野菜ではなく

卵やレバーを食べればいいのではと思えてしまいますが、

そうなると別の問題が起こります。

動物性ビタミンAを摂りすぎるという問題です。

動物性由来のビタミンAの取り過ぎが、

葉酸不足とは別のリスクを発生させることになってしまうんです。

 

動物性ビタミンAの影響

ビタミンAには、

植物性由来のβカロテンと動物性由来のレチノールの2種類があります。

ビタミンAは植物と動物の両方から摂取することができます。

 

しかし、妊婦さんがなるべく摂ることを控えたいのは、動物性由来のレチノールです。

なぜかというと動物性由来のレチノールには、

必要量以上のビタミンAが体内に蓄積(吸収)しやすい性質があります。

つまり、葉酸もたくさん摂ることができますが、

一緒に必要量以上のビタミンAも摂ってしまうということになります。

そうなると過剰に摂りすぎるとビタミンAが体内に蓄積されてしまい、

それが原因で胎内の赤ちゃんが奇形になるおそれがあるんです。

 

植物性由来のビタミンAは

余分なものは体外に排出されるので、

摂りすぎてもから体内に蓄積することはありません。

 

食事から葉酸を摂ることのもう一つの問題点

実は、食品中の葉酸は体内で約50%しか使われていません。

ほうれん草のお浸しを100g食べたら

110マイクログラムの葉酸が摂れると思ってしまいますが、

実際には約55マイクログラムしか摂れないということです。

ということは、妊婦さんがほうれん草から葉酸を摂ろうと思えば、

20株ものとんでもない量を食べなければならない計算になります。

それはいくらなんでも無理な量ですよね。

 

そこで、考えられるのがサプリメントの併用です。

栄養補助食品(サプリメント)の化学合成された葉酸は

利用効果が約80%もあります。

食事だけで摂る上での不足分を

サプリメントを利用することで補おうというのはとても有効な手段です。

 

目的や成分で選ぶ葉酸サプリカタログ

 

サプリメントからの葉酸の摂りすぎに注意

野菜から葉酸を摂る場合には、摂りすぎるという心配はほとんどありませんが、サプリメントから摂取する場合には注意が必要です。

サプリメントは、食品から摂る場合と違い、簡単に葉酸を摂ることができるので、気がつかないうちに必要量をオーバーしてします恐れがあります。

葉酸を摂りすぎた場合、

自分が発熱やじんましんなどを発症することがあります。

また、生まれる子供が

ぜんそくになったりするリスクも報告されているということです。

 

なんでもそうですが、どんなに身体に良いとされるものでも、

摂りすぎはよくありません。

 

できるだけ自分が普段の食生活で摂っているであろう葉酸の量を知り、

不足分のサプリメントで補うというやり方を厳守してください。

 

サプリメントの葉酸含有量表示をしっかりと確認して、

利用することが大切です。

 

おわりに

葉酸はお腹の赤ちゃんが

元気に育つために大切なものです。

 

でも、妊婦さんの必要量480マイクログラムを

毎日食事のみから摂ろうとするのは少々無理があると思えます。

 

葉酸を摂らなくてはいけないといつも気にかけてしまうのも

ストレスになり、それはそれで心身に悪い影響を与えてしまいます。

 

そうならないために、

食事からだけではなくサプリメントを上手に利用して

効率的に摂取するようにしたらいいのではないでしょうか。

 

ストレスや負担を感じたりすることなく必要量を手軽に効率的に摂ることが

あなたや、あなたのお腹の赤ちゃんのために、とても大切なことですから。

 

 

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