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アトピー性皮膚炎の治療に光明か。理化学研究所が研究成果を発表。

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アトピー性皮膚炎の発症をワセリンを塗布することで抑えることができるのではないか?

マウスを使った実験結果を理化学研究所が論文を発表しました。

アトピー性皮膚炎とは?

アトピー性皮膚炎は先進国の子供がよくかかる皮膚の疾患です。

強い痒みを伴い、その痒みに我慢できずに搔きむしり、症状を悪化させます。

夜もまともに眠れないほどの痒みに苦しんでいる子供が多くいます。

今回の研究の中で、わかったことはアトピー性皮膚炎にかかるおそれがある場合に、JAK阻害剤という飲み薬、またはワセリンを塗ることで発症を予防する効果があるということです。

 

実験内容は?

アトピー性皮膚炎を発症しやすいようにしたマウスを用い、片方にはワセリンを塗布し、片方にはワセリンを塗布しないで経過を観察したところ、ワセリンを塗布しつづけたマウスにはアトピー性皮膚炎の発症が起きなかったということです。

しかし、この予防効果がわかったということ以上に、今回の理化学研究所の研究グループの実験で大きな意味をもつのが、アトピー性皮膚炎を発症するマウスを人為的に作り出したということです。

ワセリン等がアトピー性皮膚炎に効果があるのではということは以前からいわれてきましたが、なぜ効果があるのかは、今までよくわかっていなかったというのが実情でした。

なぜなら、発症からの経過を再現するための研究用マウスが存在しなかったからです。

理化学研究所の研究者を中心した共同研究者グループは、まずエチルニトロソウレアという「科学変異原」をマウスに投与しゲノ厶に変異を起こすことにより、突然変異マウスを作成。50家系、3000匹のマウスの中からアトピー性皮膚炎に自然発症するマウスを発見しました。
(理化学研究所のHP広報活動2016年4月26日 アトピー性皮膚炎モデルの原因遺伝子を解明
-JAK阻害剤または保湿剤でアトピー性皮膚炎を予防-からの引用)

「多段階進行性アトピー性皮膚炎マウス(Spadeマウス)」と名付けたそのマウスを調べたところアトピー性皮膚炎を発症するメカニズムがわかったということです。

 

まとめ

このSpadeマウスを用いることによって、アトピー性皮膚炎にかかる原因を解明する道筋ができたと言えます。

これは、アトピー性皮膚炎になるのでと心配を抱える子供や親御さんとって何よりの朗報でしょう。

今後は症状を特定した発症予防や治療法が確立されることが望まれます。

赤ちゃんからから大人まで、アトピー性皮膚炎の苦しみから解放される日も近いかもしれませんね。

 

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