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医者が患者に秘密にしているインフルエンザの予防法とは? | トレンドウォーク

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医者が患者に秘密にしているインフルエンザの予防法とは?

更新日:

毎日インフルエンザにかかった患者さんを診察しているお医者さんは自分がインフルエンザに感染しないためにどんな予防をしていると思いますか。

多くのインフルエンザの患者さんと向き合っているのに、インフルエンザにかからないのには、なにか特別な予防の仕方があるのではないかと思いませんか。

じつは、彼らが普段からやっている予防法は手洗い、マスク着用、うがいの3つです。

これは一般の人も普段からやっていることですよね。

ところが、私たちがやっているやり方とお医者さんがやっているやり方に違いがあったんです。

「健康カプセル!ゲンキの時間」で紹介された、国際医療福祉大学医学部公衆衛生学教授の和田医師が教えるインフルエンザ予防の常識が覆る予防法とは?

一般人(50人)に聞いたインフルエンザ予防法

1位 うがい
2位 手洗い
3位 マスク
4位 予防摂取
5位 人ごみを避ける

医師(100人)に聞いたインフルエンザ予防法

1位 手洗い
2位 マスク
3位 うがい
4位 予防摂取
5位 加湿

これをみると、優先順位に違いはありますが同じものがベスト3になっています。

ではなぜ、普段からインフルエンザにかかった患者さんと接することが多い医者がインフルエンザにかかりにくいのか。

じつは、予防の仕方は同じでも考え方が違っているんです。

 

一般の人がマスクを付ける目的

□ 多くが密閉された場所や移動機関(電車、バス)では着ける。

□ 誰かが咳き込んでいると、うつったらまずいと思って着けている。

理由は感染者のくしゃみや咳に含まれるウイルスを吸いこんでインフルエンザにうつる、いわゆる飛沫感染を予防するためです。

ところが、医者がマスクをつける目的は飛沫感染の予防だけではないんです。

 

医者がマスクをつける本当の理由は?

顔をさわる接触感染の予防のため

医者をマスクとつける1番の目的は接触感染予防のためなんです。

自分の手や指で鼻や口周りの触らないためにマスクをつけています。

接触感染とは、インフルエンザにかかった人と接触することだけではないんです。

接触感染の意外な盲点とは?

たとえば、職場のトイレや公共のトイレ、自宅でも構いません。

そんなところで、レバーを触ったりタオルで手を拭いたりしませんか。

じつはそういうことでウイルスに感染してしまいます。

目に見えないウイルスは不特定多数の人がよく触る場所にたくさん付着しています。

しかも、ドアノブや電車やバスのつり革などの金属やプラスチックに付着したウイルスは丸2日間も感染力を維持しつづけています。

手についたウイルスはどうなる?

手についたウイルスは、自分の洋服やスマホ、ペットボトルなど手に触れたものにどんどん付着していきます。

なかでも顔、もっとも多いのが鼻や口なんです。

無意識に顔を触る

人は無意識に顔、特に鼻や口周りを触っているんですよ。

男性の方などは、鼻くそをほじくったりするのがクセになっている人がいますよね。これなんかどうぞ感染してくださいといっているようなものです。

これを防止するために医者は特別な指導を受けています。

顔を触るな

医者は特に顔を触らないようにと病院側から言われています。

ポイントは顔を触らなければ感染しにくくなるということです。

そうはいっても、思わず顔を触ることはある。

そこでマスクです。

ふだんからマスクを着けている場合は、顔をさわる回数が多いにもかかわらず、マスクで覆われた鼻や口周りにはウイルスがまったく付いていません。

しかし、マスクにはたっぷりとウイルスがついています。

これがマスクをつける最大の理由なんです。

とはいえ、1日中マスクを着けっぱなしでいるということはなかなか難しいですよね。

医者は患者さんの診察をする時にはマスクを外しています。

マスクを着けたまま患者さんと話をするということはありません。

そこで大事になるのが医師100人のアンケートで77人が1位とした手洗いなんです。

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手洗いの回数が重要

一般人の手洗いの回数は?

多くの人が手洗いをするのはどんな時か?

□ 手の汚れなどが気になったら

□ トイレにいった後

□ 食事の前

□ 帰宅したとき

医者の手洗いの回数は?

□ 基本的に患者さん1人1人を診察する前

□ 他のいろんなところ(ドアノブなど)を触った場合

 

このようにお医者さんは手洗いを頻繁におこないます。

一般の人と比べて手を洗う回数が圧倒的に多い。

水で洗い流すだけでも効果あり

毎回、石鹸をつかっての手洗いが難しい場合は、水で洗い流すだけでも予防効果があります。

手に付いたウイルスの量は、流水の手洗いを15秒間するだけで100分の1に減少するという報告もあります。
(森功次他:感染症学雑誌80:496-500:2006)

医者がすすめるこの時だけは絶対に手洗いをやってほしい時とは?

通勤でいろいろな人が乗っていた電車やバスに乗った後です。

会社に着いた時や、帰宅した時。

この時にしっかり手を洗うと予防に大きな効果があります。

出勤した後にすぐ手を洗うということです。

さらに外出時や食事前はこまめに手を洗うことも大事です。

それでは、3位のうがいはどうでしょうか。

うがいはインフルエンザ対策としては効果がない!

うがいはインフルエンザ対策としては根拠がありません。

インフルエンザ予防として、うがいは厚生労働省でもすすめていません。

首相官邸のホームページでもうがいはインフルエンザを予防する効果については化学的に証明されていませんと表記されています。

なぜうがいはインフルエンザの予防効果が疑われるのか

インフルエンザは鼻や喉の粘膜から細胞に侵入するまでの時間は数分から20分程度といわれています。

ウイルスは入ってしまってからうがいをしても防げないからすすめないという意見もあります。

一般的な1日2回程度のうがいでは、もう手遅れなんです。

とはいえ、口の中をきれいにするというのは、とても良いことなのでうがいを否定することもありません。

風邪の予防には効果があることが化学的に証明されています。

診療毎にうがいを行なうお医者さんもいるように、うがいもこまめにすることが大切です。

 

予防接種の効果は?

予防接種とはインフルエンザなど感染症の発生・流行を予防するためワクチンをあらかじめ注射して人口的に免疫を与えることです。

ワクチンはWHOという世界保健機構という機関が毎年流行する型を予測して作っています。

そのため、年によっては予想が外れてしまう場合がありますが、インフルエンザに罹っても重症化の予防にはなります。

それを考えると、やはりワクチンは打っておいたほうがいいと考えられています。

 

インフルエンザに罹ってしまったら?

残念ながら、インフルエンザにかかってしまったらどうしたらいいいのでしょう。

現在、インフルエンザに効果がある非常にいい薬がでています。

インフルエンザかなと思ったら、早めに病院にいって処方してもらいましょう。

もし、検査で陽性反応がでなくても、インフルエンザの可能性がある場合は薬を処方してくれる医療機関もあります。

しかし、インフルエンザにかかっているか、かかっていないか分からない時にその薬を飲んで副作用はないのか心配になりますよね。

また薬が強過ぎるということはないのかも気になります。

薬の副作用は?

予防効果もある薬ですから、飲んでも問題になったということは、今のところ報告されていません。

自分が感染しないしないための予防効果もある薬です。

家族や学校のクラス内にインフルエンザにかかっている人がいる場合は、お医者さんに相談して予防のため飲むことを検討しましょう。

 

お風呂も有効

入浴はインフルエンザの予防の効果があります。

入浴の効果は身体が温まる温熱作用。

身体が温まることで免疫力が上がるんです。

また入浴には身体についたウイルスを流す効果もあるので、帰宅後すぐの入浴がおすすめです。

 

まとめ

顔を触らないためにマスクを着用する

マスクをつけるのは飛沫感染を予防するだけではなく、インフルエンザウイルスが付着した自分の手や指で口や鼻をさわることで感染する接触感染を予防することが目的です。

帰宅後はまずマスクを外してすぐに手洗い

マスクにはウイルスが付着しているから、なるべくヒモをつまんでマスクを外すようにしてください。
使い捨てマスクを使った、何回も何日も同じマスクを使いつづけることはやめましょう。

手洗いの回数をもっと増やす

外出から帰ったときは手を洗う。

職場でも普段さわらない所にふれたら手を洗うようにしましょう。

石鹸がない場合は水でよく洗い流すだけでも効果があります。

流水中15秒間よく手をあらうと、手に付いていたウイルスは100分の1まで減少します。

予防接種を受ける

ワクチンを受ければインフルエンザにかかりにくくなるし、かかっても症状が重くなるのを防ぐことができます。

予防のため薬を飲む

今、優れた効果がある薬が開発されています。

身近な人がインフルエンザにかかっていたら、自分が感染しないために薬を飲むことも検討しましょう。

これからの時期、インフルエンザが流行します。

受験をひかえた学生さんにはとくに重要な時期です。

学校や予備校、塾などで感染しないよう手洗いとマスクの正しい使い方を実践して万全の体調で試験に向かってください。

 

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