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胃もたれや胸やけの原因は食生活!胃炎や逆流性食道炎になるのは何故?

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沈黙の臓器といえば肝臓ですが、ではおしゃべりな臓器はなんだと思いますか。

それは胃です。

ささいなことで食欲不振や胸やけ、痛み、もたれなどの症状がでやすいからおしゃべりな臓器といわれています。

若い頃はなんでもなかったのに、年をとると食べ物の種類によっては少しの量でも胃がもたれたり、胸やけをおこしたりします。

普段なら数日で解消されるのですが、その症状が長引いたりします。

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胃には普段の食生活が原因で起こりやすい病気があります。

それは胃炎と逆流性食道炎です。

なぜ、食生活が乱れると胃炎や逆流性食道炎になるのでしょうか。

胃もたれや胸やけは年齢が影響するのか?

年を取ってくると胃の粘膜を守る粘液の量が少なくなり、その分胃を守れなくなってきます。

年をとって胃もたれを感じるようになるのは、避けられないことです。

胃粘膜の量は減少する

39歳以下を100%とした場、40〜50歳代は90%、60歳以上になると84%まで減少するというデータがあります。
(福井大学内科「胃粘膜病御因子製剤による胃生検材料内粘液糖蛋白量の変動」)

数字だけみるとなんだそんなに差がないんじゃないかと思えますが、この影響は結構大きいんです。

血液も減ってくる

また、年をとると胃粘膜の血液量も減少するので、消化能力も落ちてしまいます。

若い頃はいくらでも食べることができたのに、年をとると少し口にしただけで胃がもたれるというのは、仕方がないことでもあるんです。

年だからとあきらめるしかないのかと思ってしまいますが、じつは対策法があるんです。

それは食事です。

食材によっては、胃の粘膜の材料になるものがあります。

何を食べるべきか?

おすすめは納豆や山芋などのネバネバ食材です。

これらに含まれているムチンという物質が胃を守っている胃粘液の材料になります。

またキャベツやブロッコリーに豊富に含まれるビタミンUは傷ついた胃粘膜を治す力を促進する働きがあるので、是非、普段の食事に取り入れてください。

控えたほうがいい食べ物は?

逆になるべく控えたほうがいいのが、脂肪分がおおい食事とアルコールです。

そして、それらをだらだらと食べ続けること。

さらに追い討ちをかけるのが食後すぐに寝ることです。

このような食生活を続けていると胃もたれや胸やけの症状があらわれる胃の病気があります。

それは胃粘膜の炎症と逆流性食道炎です。

原因は食生活

逆流性食道炎にかかった男性の例。

男性のある日の夕食のメニューは、炒めた牛肉、寿司、唐揚げ、ポテトサラダ。

くわえて、一升瓶1、8ℓを3日で空けるぐらいの量の晩酌が入ります。

この夕食を6時間ぐらいかけてだらだらと食べています。

普段からこのような夕食を毎日続けているということです

食事が長引けば、つねに食べ物が送られてくるため、その間胃はずっと働きっぱなしで休むヒマがありません。

さらに追い討ちをかけるように食後数分で就寝。

この食生活のどこがいけないのか?

アルコールは胃の粘膜を直接傷つけてしまいます。

アルコール度数が高ければ高い程ダメージは絶大です。

そして夕食を長い時間食べ続ける。

食事が長引けば、つねに食べ物が送られてくるため、その間、胃はずっと働きっぱなしで休むヒマがありません。

胃粘膜の炎症の一番の原因は、アルコールと高脂肪の食事をだらだらと飲み食いすることです。

ではなぜ食道が炎症するのでしょう。

逆流性食道炎とは?

食道が炎症をおこすのは、胃酸が逆流していることが原因です。

胃酸で食道の粘膜がやられています。

これを逆流性食道炎をいいます。

食べ物を消化する胃酸は金属を溶かすほどの酸性パワーがあります。

胃は粘膜などで守られているので、胃酸で溶けることはありません。

しかし、食道の粘膜は胃の粘膜ほど強くないので、胃酸が食道に流れてくるとすぐにやられてしまいます。

何故、食道に胃酸が逆流してくるのか?

アルコールと脂肪には、食道の括約筋を広げる作用があります。

食道の括約筋とは食道と胃のつなぎ目の筋肉ですが、食事中は胃に食べ物を送るため開いていますが、普段は胃酸が逆流してこないようしっかりと閉じています。

それがゆるんでしまうんです。

なぜ括約筋がゆるんでしまうのか?

なぜゆるむのかというと、消化しにくい脂肪分が多い食事をとると消化を助けるためにホルモンが分泌されます。

このホルモンに括約筋をゆるめてしまう作用があるため、しっかりと閉じることができなくなり胃酸が逆流してしますというわけです。

アルコールもそのホルモンの分泌を促進する働きがあるんですよ。

つまり、脂っこい食事とアルコールは逆流性食道炎を引き起こす最悪の組み合わせといえるんです。

とどめの一撃!

これをやったら絶対ダメダメなことがあります。

食後すぐに横になること。

胃酸は横になると逆流しやすくなります。

酒もはいりほろ酔い気分で眠気におそわれることもあるでしょうが、くれぐれもゴロリと横にならないように注意しましょう。

寝るなら食後3時間以上たってからがおすすめです。

どうしても眠くて我慢できないというときには、ソファやイスにもたれて上半身を起こしたままうとうとしてください。

 

痛いのは胃ではなかった

胃の痛みだと思っていたが、じつは大変な病気だったという事もあります。

これはある男性に実際に起こったこと。

男性は食後に体を動かすと胃に痛みを感じるようになります。

その時はただの胃痛だと思い、市販の胃薬を服用してすませます。

そうやって一週間がすぎた頃、突然それまで経験したことがない激痛に襲われます。

病院にいくと医師が胃の状態を内視鏡で確認しますが、異常はなし。
しかし、痛み方が特徴的だったので、もしかしたらと心電図をとることに。

そこで判明したのが、狭心症。

狭心症とは?

狭心症とは心臓に血液を送る冠動脈が動脈硬化などで狭くなり、血液の量がすくなくなる病気です。

悪化すると心筋梗塞で突然死んでしまうこともある恐ろしい病気です。

狭心症の痛みの特徴は?

突発的な痛みで胸の圧迫感や息苦しさを感じます

胸の辺りが締めつけられるような痛みもあり、ときに激痛をともなうことも多くあります。

ところが心臓と胃の距離が近いので、胃が痛いと思う人が多いんです。

なぜ、そんな勘違いをするのか?

これは決して珍しいことではありません。

理由は、胃と場所が近いことです。

近くにあるので、胃が悪いのではと勘違いしてしまいます。

狭心症の他にも、急性膵炎、胆石、虫垂炎などもよく勘違いする病気です。

なんだか、おかしいと思ったら自己判断をせず、すぐに専門医に診断してもらうことが大切です。

胃を悪くする最大の原因は?

ストレスです。

食後の胸やけや苦しいというか胸がチリチリする症状が続く。

胃カメラを入れても食道に炎症は見当たらない。

胃粘膜にも異常はないのに、胃もたれや胃痛がある。

これらに共通するのはストレスです。

ストレスで食道が知覚過敏をおこすとされる非びらん性食道逆流などの病気になったりします。

ストレスは影響を受けやすい胃をさらに悪くする

ストレスが原因の症状が悪化すると、激痛をともなう場合や食欲不振に吐き気、さらには体重減少につながることになります。

これを治すには、ストレスを解消するしか方法はありませんがこれがなかなか難しいですよね。

うまく発散し、ストレスを逃がしてあげる方法を見つけることが大切です。

ストレスを感じない、ためないコツは?

マイナス思考に陥らないことです。

自分を責めない。

人を悪く思わない。

置かれた状況に不平不満をいうだけではなく、置かれた状況はどうやったらよりよくできるかを考える。

そんな前向き思考がストレスを溜めない一番の方法です。

まあ、それがすんなりとできれば苦労はしないんですが……。

すべては自分次第

ストレスを感じない人はだれもいません。

だれでもなにかしらのストレスを受けたり感じたりしながら生活しています。

そのストレスをどう受け止めるか。

1つのヒントを示す本があります。

すべては「前向き質問」でうまくいく

なにかストレス解消のヒントになるものがあればいいなと思っていたら、一冊の本をお薦めします。

タイトルはすべては「前向き質問」でうまくいく」 質問思考の技術です。

著者はマリリー・G・アダムス。

世界15カ国で読まれているベストセラー本です。

「なぜこんなことになってしまったんだろう?」 → 「なにをすればうまくいく?」

「なんでみんな言うことを聞かないんだ?」 → 「みんなに協力してもらるベストの方法はなに?」

「なんであの人はいつも怒りっぽいの?」 → 「あの人は何を必要としているのかな?」

前向き質問(クエスチョン・シンキング)とは、「自分自身や他者への質問を変えることで、前向きな思考や建設的な結果を手に入れる思考法」のことです。

読んで実践すると、すっきりと視界が開けるかもしれませんよ。

おすすめします。

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