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突然起きるしびれやマヒ痛みは脳梗塞や心筋梗塞の前兆かも!

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脳梗塞や心筋梗塞には前兆があります。

脳梗塞にいたっては数ヶ月もまえから病気の前兆が現れることがあります。

前兆をとらえ、早めの治療をおこなえば命を永らえるだけでなく重い後遺症に苦しむことをさけることができます。

その前兆は一過性虚血発作(いっかせいきょけつ)によってあらわれます。

一過性虚血発作とは一時的に脳の血管が詰まってします状態のことです。

主に2つのパターンがあります。

1つは心臓などにできた血栓が脳に流れ一時的に血管を詰まらせる。

1つは悪玉コレステロールや高血圧が原因で脳の動脈硬化が起こり血流が悪くなる。

いずれも脳の機能に一時的な障害を引き起こします。

実際に脳梗塞になった3人の患者さんの実例をもとに東京女子医科大学高血圧・内分泌内科教授の市原先生が教える脳梗塞の前兆を見極めるポイントとは?

右半身がマヒ!

49歳の時に脳梗塞を発症した50歳男性

血圧の高く、暴飲暴食の生活をしていました。

脳梗塞を発症したのは1月20日の寒い早朝です。

午前5時頃、目が覚めてトイレに行こうと立ち上がろうとすると右半身に力が入らず立ち上がれなくなりました。

どうにか片方の手と足で立とうとしますが、布団の上をぐるぐる回るだけ。

隣で寝ていた奥さんがその様子に驚きながらも介護してトイレまで連れて行きます。

しかし、トイレに入り用を足すとそのままバッタリと倒れてしまい、救急車で病院に運ばれます。

脳梗塞の前兆は?

思い当たるのは1ヶ月前から起こった出来事。

車を運転中に右手右足の感覚がなくなることがありました。

あわてて車を路肩に停めて休んだら正常にもどります。

その時は一時的な麻痺状態だと思いあまり気に留めることはありませんでした。

しかし、一週間後に再び同じ症状が現れます。

前回は10分ぐらいで回復したのが、今度は回復に15分ほど時間がかかりました。

3回目は回復までに20分。

そうして5回目くらいに発病しています。

病院に行ったほうがいいのではと思いながら、後回しにした結果でした。

半身が動かなくなるのは前触れ?

脳梗塞の典型的な前兆です。

車の運転というのは、自分で思っている以上に過度の緊張状態にあります。

運転中は血圧が上昇しており、その時何らかの原因で脳への血流が悪くなり右の手足がマヒ状態になったと考えれます。

この人の場合、左の脳の血管が詰まり虚血状態になり右半身に異常がでたと考えられます。

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日本語がでてこない!

48歳の時に脳梗塞を発症した56歳の男性

脳梗塞を発症する3年前に前兆が。

赤十字社の仕事で海外に赴任していたときに前触れが起こります。

突然、日本語だけが話せなくなりました。

英語のハローや赴任先のインドネシア語のスラマッスィアン、韓国語のアンニョンハセヨや中国語のニーハオはすんなりでるのに、なぜか日本語のこんにちはがでてこない。

症状は3日から一週間ほどで改善していますが、脳梗塞を発症するまでの3年間で計3回これを経験しています。

なぜ、母国語だけがでてこない?

日本語をつかさどる言語中枢が一過性虚血発作を起こしたことでこのような症状がでたと思われます。

これは、母国語とあとから学んだ外国語をつかさどる言語中枢が違うために起こることです。

脳梗塞の前兆には様々な言語障害があらわれます。

人によってはパピプペポだけ言えないとか、ラリルレロだけ言えないとかそういうこともあります。

性格が変わる!

70歳の男性、10年前に脳梗塞を発症しています。

発症する3ヶ月まえからある変化が男性に現れます。

その変化に家族は気付いていましたが、それが脳梗塞の前兆だとは考えもしなかったといいます。

どんな変化が?

もともとは頑固で怒りっぽい人が、急にいろんな人にニコニコし始めます。

家族にはもちろん、周りに人に対しても柔和な態度。

本人は自分の性格が変わったことに気付いていない。

何故、性格が変わる?

脳には大脳辺縁系という場所があります。

ここが人の性格を決めているところです。

そこの部分が一過性虚血発作になれば、性格が一変するのも十分考えられます。

脳梗塞の前兆として疑われるものは?

・半身のしびれや麻痺

・性格の変化

・言語障害

・あくびを連発

・片方だけの強いコリ

さまざまな症状としてあらわれます。
気になったり不安になったら、自己診断しないで専門医で検診してください。

心筋梗塞とは?

心臓に栄養を送っている冠動脈に血栓が詰まる病気です。

詰まった状態が30分以上続くと酸素や栄養が届かなくなるので、心臓壁の一部が壊死してしまいます。

一時的に血液の流れが悪くなることで、激しい痛みに襲われます。

しかし、心筋梗塞の痛みは胸以外に歯やみぞおち、肩などにあらわれることがあります。

心筋梗塞の前兆として疑われるものは?

痛みです。

心臓とかけ離れた場所が痛みます。

これを専門用語で放散痛といいます。

放散痛とは?

放散痛とは心筋梗塞の予兆が歯・肩・みぞおち・背中など心臓以外の部位に表れる症状のことです。

心臓には痛覚神経という痛みを感じる神経がすくないため、その周辺の部位に痛みとしてあらわれます。

ある女性にあらわれた前兆

3〜4日前から胸の辺りをなにかに打たれるような激しい痛みがありました。

時間は長く続かなかったので、一時的なものだろうとさほど心配しませんでした。

しかしその数日後、再び胸に痛みがあらわれ、痛みだけではなく冷や汗がでて顔面蒼白に。

救急車で病院へ運ばれ、急性心筋梗塞を診断されました。

手当てが遅れていれば助からなかったかもしれません。

胸以外でも異常な痛みを感じたら心筋梗塞を疑うことが大切です。

まとめ

脳梗塞や心筋梗塞は発症する前になんらかの前兆があります。

・半身のしびれやマヒ

・言語障害

・性格が変わる

・歯や肩の痛み

ほかにもあくびを連発したりとか様々な症状としてあらわれます。

これを放っておくと15〜20%の発生率で90日以内に脳梗塞や脳出血などの脳卒中を引き起こします。

九州大学の最新の研究では、脳卒中発症後後遺症が全くなく回復する人は全体の約27%という研究結果がでています。

脳梗塞の前兆では?と思ったらすぐに病院に行きましょう。

早めの診断治療は脳梗塞を防ぐことができます。

とくに血圧が高めの人は要注意です。

普段の生活のなかでのなんでもないような行動によっては急激に血圧が上昇することがあります。

そんなときに、一過性虚血発作の症状が起こりやすくなります。

高血圧の人はもちろん、血圧が正常値の人も原因不明のしびれやマヒ、痛みなどの症状があらわれたら、大丈夫だろうと安易に自己判断しないで、病院にいって検査をしましょう。

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