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ストレスが原因で眠れない夜や疲れが取れない時は泣くのが1番! | トレンドウォーク

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ストレスが原因で眠れない夜や疲れが取れない時は泣くのが1番!

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映画やドラマに歌、心がふるえる出来事に涙を流したことはありませんか。
感動の涙を流したあとって、なんだか気分がスッキリになりませんか。

丁度、雨が大気中のほこりを洗い落とし、空気がすっきりと透き通るように。
実は涙には驚きの効果があるんです。

それは、ストレス解消。

現代人の多くが何かしらのストレスを抱えているものです。
このストレスは体調不良や不眠の原因とされ、様々な病気の引き金となる厄介なものです。

涙にはそのストレスを解消する働きがあります。

何故、涙がストレスを解消するのか?
さらにストレス解消だけではない効果も。

東邦大学名誉教授で精神科医学博士の有田先生が教える涙の秘めたる力とは?

涙の働きを実験で調べる

実験方法は、自律神経の動きをみるシステムをつけて動物や親子ものの動画を観賞するというもの。
心拍数をみながら交感神経と副交感神経の緊張状態を観察します。

交感神経とは身体を動かしたり、緊張したりストレスがかかっている時に働く神経です。
副交感神経とは寝ている時やリラックスしているときなどに働く神経。体力を回復するときなどはこの副交感神経が優位になります。

涙の効果は?

動画の見始めは交感神経が優位に働いていましたが、2分ほど経過したところで涙がポロリ。

すると驚きの変化が表れます。

泣き始めた直後から交感神経の働きがどんどん低下、副交感神経がどんどん優位になりました。

そして副交感神経が優位の状態が1分間にわたり持続しています。

副交感神経が優位な状態が続いたので、脳が癒しの状態に切り替わりストレス解消の状態になっていることになります。

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涙とストレスの関係とは

ストレスを感じるとコルチゾールというホルモンが体内に増えます。

コルチゾールとはストレスから自分の体を守るため分泌されるホルモンで、ストレスを受けると分泌して血液中で入り体中に行き渡ります。
つまり、コルチゾールの増加量で受けているストレスの強さがわかります。
そこで実験。

まずストレスを与える前の通常の状態で唾液に含まれるコルチゾールを採取し、その後ストレスのかかる3つの作業をおこないます。

ストレスを感じる3つの作業で実験

・計算問題たし算とかけ算をひたすら10分間おこなう

・ツルツルの箸で小豆を1粒ずつ皿に移動する

・絡まった糸をほぐす

この3つの作業を終えた後、唾液を再び採取します。

ここで次の実験まで1時間ほど休憩。

泣いたあとに同じ作業を

今度は3つの作業をおこなう前に感動の涙をながす映画を観てもらいます。

ひとしきり泣いた後に唾液を摂取。

さて、泣かずに作業をした場合と泣いてから作業をした場合、いったいどれくらいコルチゾールの分泌量に違いがあったでしょうか。

涙の驚異的な力

最初の実験ではコルチゾールが実験前の100から274まで上昇した人が、泣いた後では165でとどまっています。

人によっては、最初の実験では100から236まで上昇した値が、涙を流した後の実験では、なんと100から52と逆に下がっています。

ストレスなど微塵も受けていません。

この実験によって泣くことでストレス中枢が鎮静化されたことがわかります。

涙の力、恐るべしです。

涙の力の理由は?

それは副交感神経に深く関係しています。

泣くことはリラックスすることと同じです。
涙を流すと、リラックスしている時と同じように副交感神経が優位になります。
すると脳が癒され精神的なストレスまで解消されます。

感動の涙を流せば、わずか5分から10分ほどで脳が癒しの状態になります。

さらに効果はたまったストレスを解消するだけではなく、後から生じるストレスにも強くなるんです。

泣くことによってそれまでたまっているストレスがリセットされるだけでなく、その後およそ1週間ストレスが緩和され溜まりにくくなります。

泣けば免疫力もあがる!

泣くことによって副交感神経の支配下にあるリンパ球と涙の中のIgAという免疫物質が活性化します。

リンパ球

泣くと血液中で活性化する免疫物質で、体内に侵入したウイルスを撃退します。

IgA

身体を表面から守る免疫物質で、目や口などから侵入するウイルスを撃退し、感染症にかかりにくくする働きがあります。

つまり、泣くことで免疫力があがり、身体の内と外からウイルスの侵入を防ぎ、様々な病気から守ってくれます。

感動の涙が重要

たまねぎを刻んだ時に出る涙には効果がありませんよ。

うそ泣きもダメです。

心が動かされて流す感動の涙にだけ効果があります。

女性は平均5〜6分ほど泣きますが、男性は30秒ほどとかなり泣いている時間は短くなります。

しかし、短いからといって効果がないわけではありません。

ウルッとくるだけでも、大丈夫です。
涙が流れる状況になるので、それでもストレス解消になります。

涙は我慢するな!

一番よくないのは泣くのを我慢することです。

我慢するとストレスが余計にたまることになるので最悪です。

泣きたくなったら、思いっきり泣くようにしましょう。

泣けるツボを知る

泣くのがいいといってもなかなか泣けない人がいます。

そこで、自分がウルッとくるときは何かを知りましょう。
自分の涙腺がゆるむツボをみつけることで、泣きたいときに泣けるようになります。

涙腺がゆるくなるシーン

親子愛
夫婦愛
祖父母との想い出
求愛
アスリートの努力
友情
仕事
動物

などなど、映画やテレビドラマやドキュメント、小説などで泣きそうになったシーンを思いだしてみてください。

涙を流すことで仕事によい影響はあるか

実際に涙を流すことを社内でおこなっている会社があります。

社員いわく、泣いた後はスッキリして、仕事への集中力が高まるということです。

ストレス解消と集中力アップを社員の多くが実感しているといいます。

このように涙を流すことを涙活(るいかつ)と呼び、海外でも注目されています。

泣くだけでみるみる元気になった驚きの実体験とは

30才の女性の話です。

涙活を始める前は風邪をひきやすくずっと体調の悪い日が続いていました。
仕事も休みがちになったといいます。

そんな彼女が半信半疑ながらも涙活を始めます。

ところが涙活は初めて半年が経った頃、うれしい変化が表れます。

周りの人の声

泣くだけで元気になっているという実感はすぐには湧いてきませんでしたが、周りの人たちから思いもよらなかったことを言われます。

「顔色よさそうだね」

その言葉に、自分では気付かなかったけれど、あきらかに自分がいい方向に変化していることを知ります。

それからは、徐々に自分でも涙の効果を実感するようになったといいます。

涙活の効果は?

1番実感しているのは風邪をひきにくくなったんじゃないかということ。

さらに、以前は寝つきも悪く寝てもすぐに目覚めることの繰り返しで熟睡感がありませんでしたが、泣いた後は疲れているので自然と目をつぶって眠れるようになりました。

泣くだけでそんなに身体に影響があるんだなと感じて驚いているし、いろいろな

健康法があると思うけど、1番簡単で元気になれる方法が泣くことです。

 

泣くことは健康への近道

泣くと眠れる

泣いた後に感じる疲労感は副交感神経が優位に働いている証拠です。

眠る前に泣くことでリラックス状態になりその状態が持続し眠りにつきやすくなります。

その結果、眠りが深くなり、朝すっきり目覚めることができます。

泣くベストタイミングは?

ベストな時間は、夕方から夜です。

オススメは週末。

仕事などで5〜6日分のストレスや疲れが溜まっています。

溜まったストレスと疲れは涙と一緒に洗い流してしましょう。

まとめ

私たちは、毎日の生活の中で何かしらのストレスを感じています。
とはいえ、ストレスを避けることは難しい。

それならば、ストレスを上手に発散することが大切です。

あなたも週末の夜は泣ける映画やドラマをみて思いっきり涙を流し、リフレッシュしませんか。

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