今、暮らしの中に漢方を取り入れようとしている人が急増しています。
漢方と聞いたら、なんだか中国の薬草を調合したなんだかややこしい薬みたいな印象を持っていませんか。
じつは、漢方に使われる材料には普段食べている身近な食材がたくさんあるんですよ。
漢方ブティックとは?
東京品川に漢方を紹介している漢方ブティックがあります。
ここが女性に人気なんです。
そこで販売されているのは漢方の理論に基づいた人参、ナツメ、クコの実などが販売されています。
これらの素材をスープにいれたり、お茶に入れて楽しみます。
いわゆる薬膳というものです。
薬膳とは中国料理の1つで健康によいとされる食材や生薬を用いた料理のことです。
どんなふうに使えばいいのかよくわからないという初心者に人気があるのがスープキット。
サムゲタン風などいくつかの種類があり、必要な材料がセットになっているのでお手軽に薬膳をいただくことができます。
漢方思想にもとづいた健康茶
五巡茶といわれる東洋健康思想によって体質別にブレンドした5種類のお茶です。
東洋健康思想ではでは、世の中のあらゆる事は木・火・土・金・水の五つに分類され、お互いに影響し合い、循環すると考えられています。
くまざさ、ミカンの皮など五種類の中からお悩みの症状にそってブレンドすることができます。
薬膳素材のほんの一部
シナモン
冷えからくる腹痛・月経痛に効果
ヒマワリの種
めまい・不眠・耳など
ハトムギ
肌荒れや乾燥肌など肌の調子を整える
菊の花
疲れ目・充血などの目のトラブルに効果
白ゴマ
肌の潤いや便秘解消に効果
これらを日々の庄司に取り入れることで病気に負けないよう体調を整えることができます。
漢方薬局で処方してもらえる?
漢方薬局にいけばそれぞれの症状にあった漢方薬を処方してもらえることを知っていましたか。
生活習慣などをうかがった上であなたにあわせたおすすめの運動法や食事をアドバイスなどをしてくれます。
ちょっと調子が悪いようだけど病院に行くほどでもないなという時に利用してみてはどうでしょう。
ただし、調剤薬局とは異なり医師の処方箋が要らない分、基本的に保険適用外になります。
処方料金はおすすめするお薬の内容、処方の仕方によって変わります。
薬膳レストランが人気
漢方薬局が運営する薬膳レストランがあります。
そこに人気メニューは薬膳素材を好きにトッピングできるサラダバー。
疲れ目に良いとされるクコの実や手足のむくみをとるカボチャの種など自分の体調にあわせたオリジナルのサラダをつくることができます。
一番人気は薬膳スープ
なかでも人気はデトックススープランチ。
ストレスを溜めている人や血流が悪い人におすすめです。
新鮮な野菜と岩手県産の白金豚を使用。
スープには高麗人参・唐辛子・シナモン・花椒・八角・金針菜は入り、少々辛めの味付けで身体の芯から温まります。
胃腸の働きを活性化させる効果が期待できます。
自宅で簡単にできる薬膳スープ
普段、家でいただいているスープに漢方材料を加えて薬膳スープにして楽しみましょう。
3つの症状におすすめの薬膳スープを紹介します。
冷え性に効く鶏肉と花椒のあったかスープ
身体を温めてくれるナツメ(不眠に効く)花椒(冷えをとる)ショウガ(新陳代謝を高める)
長ねぎもいれましょう。
むくみに効くハトムギ入りミネストローネスープ
ニンニク(血行をよくする)、ハトムギ・じゃがいも(むくみに効く)
たっぷり野菜でエネルギーをおぎなえます。
首・肩凝りに効く黒キクラゲの黒酢スープ
黒きくらげは血液サラサラ効果、黒酢と長ネギには血行促進効果があります。
豆腐、ナメタケなどをお好みで入れてください。
市販のスープにトッピングしていただけば、お手軽に楽しむことができます。
まとめ
薬膳と聞くと手間がかかりそう、難しそうと思ってしまいますが、普段、食べている食材でも立派な薬膳料理ができます。
昔から食材には薬と同じような効能があると考えられていました。
今の時期。、身体を温める食材としては、鶏肉、えび、じゃがいも、ネギ、しょうが、ニンニク、カボチャなどがあります。
免疫力アップにはきのこ類。
みかん、柚子、きんかんなどの柑橘類は気の巡りをよくする食べ物です。
暑い夏や寒い冬など季節に適した食材や自分の体質、体調に合った食材を組み合わせて病気になりにくくいつまでも若々しい身体をつくりましょう。