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小麦粉やミックス粉の間違った保存法はダニアレルギーによる呼吸困難を引き起こします | トレンドウォーク

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小麦粉やミックス粉の間違った保存法はダニアレルギーによる呼吸困難を引き起こします

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ある男性に実際に起こった出来事。

ある日の午後、軽い昼食を摂ろうと妻と2人でたこ焼きを作って食べたところ、しばらくすると突然咳き込みだし、やがて息をするのが苦しくなってしまいました。

すこしでも呼吸が楽になるようにと横になりましたが苦しみは増すばかりで、朦朧とした意識の中で自分はもうすぐ死ぬことを実感したということです。

幸い最悪の自体になることはありませんでした。

呼吸困難の原因は

呼吸困難になった原因はたこ焼きの材料のミックス粉。

たこ焼きの材料のミックス粉に繁殖したダニをたこ焼きと一緒に大量に食べたことによる

アレルギー症状のアナフィラキシーです。

ダニは生きているものはもちろん、死骸やフンもアレルゲンになります。

気付かずにダニを口にすると多くは30分以内に発症します。

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何故、ダニが?

今回のケースで食べたのは1年以上前に食べたミックス粉の残りでした。

ふた付きボックスに入れてキッチン下の暗いところに保存していました。

多くの家庭で開封済みの粉製品を戸棚や引きだしに保管しています。

実はこれが問題なんです。

ダニの行動力は?

ダニは暗闇と湿気を好み、夜間に活動します。

一晩に10メートル近く移動することができるので、開封している袋に入る可能性は多いにあります。

ダニの体長は0、3ミリ前後と小さく、わずかな隙間があれば簡単に入ってしまいます。

袋を折り曲げて、輪ゴムやクリップで止めたりする程度の保存方法ではダニは簡単に入りこみます。

ある研究報告によると4年前に賞味期限が切れていたお好み焼き粉1gあたりにダニが122匹(生体、死骸合わせて)いたというケースもあります。

何故ダニが増殖するのか

お好み焼き粉などのミックス粉の中には旨み成分など様々な調味料がはいっています。

それらの調味料がダニのエサとなり、ダニが増える要因になっています。

では、ダニの混入、増殖を防ぐにはどうしたらいいのでしょう。

正しい保存法

開封後はきちんと密封し、タッパーなどの密閉容器にいれ冷蔵庫で保存してください。食品メーカーもその保存方法を勧めています。

この保存方法ならダニの侵入を防ぎ、万が一ダニが混入していたとしても繁殖を抑えることができます。

開封後のものでダニの混入が認められたのは常温で保存したもので、冷蔵庫内で保存したものには認められません。

そして、開封後は早めに食べきることです。

保存方法以外のダニ対策は?

基本はこまめな掃除です。

ダニは狭くで潜ることができる場所を好むので、たたみやカーペットなどに多く生息するといわれています。

カーペットや寝具などは重点的に行なうようにしてください。

吸引力が強い掃除機で徹底的に吸いとってしまいましょう。

まとめ

ダニの混入、繁殖は小麦粉製品以外にも、穀物、ドライフルーツ、ドライミート、チョコレート、チーズ、味噌、煮干し、鰹節、きな粉でも確認されています。

袋を密封しないまま、キッチン下の収納棚などに保存するのはやめ、開封後はきちんと密封し、湿度12%以下の冷所(0〜7℃)に保存することでダニの侵入と繁殖を防止できます。

そして、開封した粉製品は早めに食べきるようにしましょう。

間違っても、勿体ないからと常温保存で賞味期限が切れた粉を食べるのはやめてくださいね。

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