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いくつになっても若々しく元気でいるための秘訣とは? | トレンドウォーク

ヘルスケア

いくつになっても若々しく元気でいるための秘訣とは?

投稿日:

何歳になっても、若く元気でいたいというのはだれもが願うこと。

どうしたら、そんな生き方ができるのか。

奄美群島の喜界島にそのヒントがあります。

島民人口約7200人の内、133人が100歳以上。

全国10万人当たりの100歳以上の人が約48人ですから、なんと3倍にも上ります。

しかも、90歳を超えても元気で畑仕事などをしている人も多くいます。

喜界島は周囲約49km、面積約57㎢の大きさで、年間平均気温が21℃と温暖な気候の島です。

この島の人たちは一体なにを食べ、どんな生活をしているのでしょうか。

「健康カプセル!元気の時間」で放送された長寿の秘訣を紹介します。

島民が食べる地元産の食べものは?

サトウキビ

サトウキビは血圧を下げる効果があるカリウムが豊富に含まれています。

また、サトウキビから作られる黒糖は精製されていないので、ミネラルなどがたくさん含まれとおり生活習慣病の予防が期待できます。

花良治ミカン

花良治ミカンはこの地域で生産されているミカンで、見た目は相当酸っぱそうですが、食べると甘く美味しいミカンです。
この花良治ミカンには長寿につながるポリメトキシフラボノイドという成分が豊富に含まれています。
そのため、別名幻のミカンとも呼ばれています。

ポリメトキシフラボノイドはポリフェノールの一種で、抗がん作用や血糖値・
血圧の上昇を抑えるたり、アルツハイマー予防にも効果があります。

ポリメトキシフラボノイドは果実よりも皮のほうに多く含まれ、島ではこの皮で作った花良治コショウをうどんや鍋料理、パスタにかけて食べています。

ヤギ肉

ヤギ肉は疲労回復や滋養強壮に効くとされ、沖縄や奄美地域で古くから刺し身などで食べられています。

高たんぱく、低脂質で鉄や亜鉛などのミネラルが豊富にふくまれ、老化防止や免疫力アップの効果があります。

長命草

1株食べれば一日長生きするという言い伝えもあるスーパーフード。
正式命がボタンボウフウといい、セリ科の植物で島では病気予防に食べられています。

鉄分はプルーンの6倍。
カルシウムは牛乳の4倍。
ポリフェノールも大量に含まれています。

味はセリと同じく美味で、島の人たちは塩で下味をつけて天ぷらにしていただきます。

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晩酌にピッタリの伝統料理とは?

イユミスー

イユミスー(魚味噌)という魚料理です。
魚のことを方言でイユと言います。

作り方はいたって簡単。
揚げた青魚の身をほぐし、ザラメ・奄美地域の味噌を和えます。

奄美の味噌は大豆や糀を潰しきっていないこの地域特有の味噌で大豆の粒々が残っています。

これに白ゴマをたっぷりかけて完成です。
酒のつまみとしても最高の1品です。

イユミスーの栄養は
青魚に含まれる脂はEPA・DHAが豊富でアディポネクチンを分泌を増やす働きがあります。

大豆に含まれるレシチン・イソフラボン、ゴマに含まれるビタミンEはコレステロールの低下や老化防止、高血圧予防などの効果が期待できます。

油ソーメン

これはイユミスーとの相性抜群の料理です。
白ご飯代わりのようなもの。

茹でたソーメンにダシと油を混ぜたタレをかけ、その上にイユミスーをのっけていただきます。

このように、島でとれる食材を食べているのが特徴といえます。

しかし、島の人たちの元気なのは食べ物だけではありません。

よく働きよく笑う

サトウキビ畑で元気に働く96歳の女性

毎日朝から日が沈むまでサトウキビ畑で農作業。
仕事の合間に好物のサトウキビを食べながら仲間と仕事を楽しんでいます。

300坪の畑で20種類もの無農薬野菜をつくっている92歳の男性

とにかく畑仕事をするのが毎日の楽しみ。
畑にきたら頭が痛いとか足が痛いとかが治るといいます。
楽しみはご近所との野菜の物々交換。
そうやって、新鮮な野菜を一年中食べています。
そして、歩くのが早い。
男性いわく、足腰を強くするとっておきの方法があるといいます。

名付けて足あげ体操

そのやりかたは?
座った状態で左右の足を片足ずつ伸ばしたまま水平にあげて10秒間その状態を維持する。
これを10セット繰り返します。
もう一つが座った状態での曲げ伸ばし
これも左右10秒ずつ膝を曲げたり延ばしたりを10セット繰り返します。

86歳の元大工さん

大工の仕事を定年退職してからも、その技術を生かして自宅をリフォーム中。

今は、自宅の柱を交換中です。

いきいきサロン

65歳以上を対象として親睦会
月一回、各集落で開催されています。
10名前後の男女が様々な料理を食べ、焼酎を飲みながらわいわいがやがやと話に花を咲かせています。
このように、みなさんなにか楽しく打ち込める仕事を持ち、人とのつながりを楽しんでいます。

糖尿病専門医で岡部クリニック院長の岡部先生は、喜界島の方々はその食生活と運動量からみると長寿ホルモンの分泌量が高いといいます。

長寿ホルモンとは?

正式名称はアディポネクチンといいます。
アディポネクチンは血糖値をさげるインスリンの働きを助け、糖尿病の予防・改善を促す効果があります。
さらに高血圧の予防や中性脂肪を減らし働きをもち、痛んだ血管を修復して動脈硬化を防ぎ脳梗塞や心筋梗塞を予防します。
まさに、元気で長生きするためには欠かせないホルモンです。
このアディポネクチン、どこで分泌されると思いますか。

アディポネクチンは内臓脂肪で分泌される

アディポネクチンは内脂肪で分泌されるんです。
アディポネクチンが内臓脂肪で分泌されるということは肥満のほうが長寿ホルモンが増えるのではと思ってしまったかもしれませんが、残念ながら脂肪がつき過ぎるとアディポネクチンの分泌は減少してしまいます。
とはいえ、アスリートのように極端に脂肪が少ないのもそれはそれで問題です。
内臓脂肪の量が過不足なくあることが大切です。
ピキピキに割れた腹でなく、少しふっくらぎみぐらいでしょうか。

内臓脂肪のチェック法

今、あなたの内臓脂肪は適切なものかチェックしましょう。
チェック1
20歳の頃と比べて体重が10キロ以上増加しているか
チェック2
ウエストが身長の半分を越えているか
どちらか1つでも当てはまれば、内臓脂肪がつき過ぎていることになります。
それでは長寿ホルモンのアディポネクチンは分泌しません。
運動や食事に気をつけて肥満にならないように注意してください。

長寿ホルモンを増やす食べ物とは?

大豆食品

大豆蛋白が含まれる豆腐や納豆などの大豆食品。

緑黄色野菜

ほうれん草やブロッコリーなど食物繊維を多く含む緑黄色野菜

海藻類、ゴマナッツ類

マグネシウムを含むひじきなどの海藻類やゴマ、ナッツ類

柑橘類

ポリフェノールの一種ノビレチンは特にシークワーサーや柚子の皮に多く含まれています。
皮を使って胡椒を作ったり皮ごとジュースにすると効果的です。
アディポネクチンはすぐに増えることはありませんので、今あげた食材を胃日常的に食べ続ける必要があります。

まとめ

サトウキビや花良治ミカンにヤギ肉、長命草など島(地元)でとれる食材を食べている。
大豆や味噌などの発酵食品を食べる。

楽しみをもっている。

そして、よく働く(適度な運動)。
人との交流を積極的におこなう。

96歳の女性は毎日サトウキビ畑で働いています。

92歳の男性は20種類もの無農薬野菜を作っている。

86歳の元大工さんは、自宅のリフォームにはげんでいます。

コミュニケーションを大切にする

65歳以上を対象として親睦会のいきいきサロンが月に一回各集落で開催され、仲間が男女ともども飲んで食べてワイワイと会話を楽しんでいます。

そして温暖な気候ときれいな空気。

このような暮らしぶりに、幾つになっても元気で長生きの秘訣を見ることができます。

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