両手の人さし指2本でできる1日5分の簡単トレーニング。
隙間時間で視力回復が期待できます。
平均年齢75才以上の男女40人を対象に効果があるのか実証実験をした結果、8割を超える人数が３ヶ月後に視力が0､1〜0､2アップしたという驚きの結果がでています。
しかも、視力だけではなく記憶力もアップ！
ビジョントレーニングは視力回復と脳の若返りが期待できます。
10月に行われたボクシング世界選手権で村田選手の勝利も、ビジョントレーニング専用の機械で徹底的に目を鍛えたことが勝因のひとつといわれています。
そんなビジョントレーニングとは一体どういうものか？
何故､視力が回復し脳が若返るのか？
「明快！まとめるパネル」で放送された内容を紹介します。
視力は弱ってくる
視力は加齢や生活環境で自然に衰えていきます。
衰えてくると、視野狭窄や視力の低下、老眼などの症状が現れてきます。
年齢的には40代から徐々に物が見えにくくなってきます。
どんな人にトレーニングが必要か？
○近頃、文字や文章の見落としが多い
○物が2重に見えることが多い
○メガネをかけていても新聞の文字が読みにくい
○物忘れが多くなっただけなく、物覚えも悪くなった
○無気力で何事にも関心がなくなった
これらのうちのどれかひとつでも当てはまったら、ビジョントレーニングを試してみませんか。
使う道具は指2本だけです
自宅でできる一日5分の簡単トレーニングとは？
眼筋を鍛える
左右の運動
両手を前に突き出し、頭と三角形をつくるように両手を少し拡げます。
人さし指を立てます。
目だけを交互に動かして左右の人さし指を見ます。
一秒間隔ぐらいで1〜2分間、ゆっくりと動かしてください。
1〜2分は結構長い時間ですから、ラクなペースでやりましょう。
両手もあまり広げすぎないように注意してください。
筋トレではなくストレッチをしている感覚でやりましょう。
上下運動
次に、広げていた両手を上下にして、人さし指を横にします。
先ほどのおなじように1秒間隔ぐらいで1〜2分間、ゆっくりと眼球を上下に動かしましょう。
左右、上下とも頭を動かさないでください。
眼球だけを動かすことがポイントです。
毛様体筋を鍛える
目の焦点を合わせるポイントを両手の人さし指をつかって3ヶ所つくります。
ピント１
5メートルほど先になにか目印のようなものを置く。壁にある絵や電気のスイッチなどで構いません。
ピント2
右手を伸ばして人さし指を立てます。
ピント3
左手の人さし指を目の前10センチほどの目先に置きます。
これで準備完了。
1秒間隔ぐらいでピント1、ピント2、ピント3と順番に見て焦点を合わせてください。
これも1分間程です。
メガネをかけたままでOK
1日5回、ちょっとした空き時間を利用してやってください。
これで水晶体の前後の動きのをする毛様体筋を鍛えることができます。
ピント調節の役割を持つ毛様体気の前後の動きがスムーズになれば、老眼などの改善が期待できます。
平均３ヶ月ぐらいで改善しますが、早い人は１ヶ月ぐらいで効果が現れるということです。
脳が活性化して若返る！
眼球運動をすると、記憶力や脳の若返るも期待できます。
目が良く動くようになると、脳にいろんな情報がはいってくるので、脳はそれを処理しようとします。
その結果、脳の血流がアップし活性化します。
脳のどの部分が活性化するのか？
ビジョントレーナーと脳医学博士の加藤さんの実験データによると、脳はなにもしていない状態ではほとんど動いていません。
しかし、眼筋を鍛える運動をすると、脳の前頭葉と後頭葉の間の真ん中あたりの血流がアップし活性化します。
このあたりは運動をつかさどる部分です。
毛様体筋トレーニングをすると前頭葉と後頭葉あたりの血流がアップします。ここは、集中力とか思考を司るところです。
つまり、眼球トレーニングと毛様体筋トレーニングをおこなえば、脳全体の運動が活発になるということです。
まとめ
ちょっと、視力が衰えてきたと思ったら、試してください。
ポイントはゆっくりと動かすことです。
ビジョントレーニングも目の筋肉を意識的に動かして鍛えるものですから、無理をすると、逆に目を悪くすることになります。
いきなり全力で走ったり、長い距離を走ると筋肉痛になったり、下手をすると足を痛めたりするとの同じです。
両手を広げ過ぎない。
目をあまり早く動かし過ぎない。
疲れを感じたら、無理をしない。
ゆっくりとストレッチをする感じでやりましょう。